top of page
検索

なぜ、肉類を中心にするのか


犬や猫の食事を考えるとき、私たちはまず、何を食事の中心に置くのかから考えます。


私たちが中心に置くのは、肉、レバー、心臓、骨などの動物性原料です。


これは、「肉が多い方が良い」という単純な話ではありません。


犬や猫の体が必要とする栄養を考えたとき、タンパク質は欠かすことのできない栄養素です。


筋肉、皮膚、被毛、臓器、酵素、ホルモンなど、体のさまざまな構造や機能に関わっています。


だからこそ、必要なタンパク質を十分に確保することは、食事設計の出発点の一つになります。


そして、もう一つ重要なのが、何をエネルギー源として使う食事にするのかという問題です。


タンパク質を十分に確保せず、食事のエネルギーを別の栄養素で補おうとすれば、その分だけ食事の構成は変わります。


私たちは、動物性原料を中心にすることで、必要なタンパク質を確保しながら、エネルギーを必要以上に炭水化物に依存しない食事を考えています。


しかし、食事を考えるうえで、タンパク質の割合だけを見ることもありません。


肉、レバー、心臓、骨には、それぞれ異なる栄養があります。


タンパク質を構成するアミノ酸にも違いがあり、脂質、ビタミン、ミネラルなどの組成も異なります。


だから、一つの原料だけで食事をつくるのではなく、複数の動物性原料を組み合わせます。


一つの数字を高くするためではなく、食事全体を構成するためです。


さらに、私たちは「フード100gあたり何%」という表示だけではなく、一日に実際にどれだけ食べるのかを見ます。


フードには、同じ100gでも、一日に必要とする量が異なるものがあります。


いくら栄養価が高く見えても、必要な栄養を摂るために大量の食事を必要とする設計もあります。


一方で、少量の食事の中に必要な栄養をしっかり収めることを目指した設計もあります。


犬や猫は、人間のように「一度にたくさん食べて満腹になること」を食事の目的としているわけではありません。


限られた食事量の中で、必要な栄養をどう届けるか。


そこまで考えることが、食事設計には必要だと私たちは考えています。


だから私たちは、肉や魚、臓器を中心に食事を組み立てます。


必要なタンパク質を確保する。


動物性原料からさまざまな栄養を供給する。


炭水化物への依存を必要以上に高めない。


そして、一日に食べる量まで含めて、実際に体へ届く栄養を考える。


私たちにとって「肉を中心にする」とは、単に肉を多く使うことではありません。

犬や猫の体に必要な食事を、何を中心に、どのように構成するか。


その出発点を、肉、魚、臓器などの動物性原料に置いています。

 
 
 

コメント


bottom of page