犬と猫の腸壁を守ることが、健康寿命を最大化する。正しい腸活。
- activebeautylab
- 11月28日
- 読了時間: 4分

1. 犬と猫の「8割の不調」は腸から始まる—しかし誤解が多すぎる
腸活=乳酸菌。ヨーグルトや善玉菌さえ入れればOK。
そう誤解している人は多いですが、本当は“腸壁”を守らなければ腸活は成立しません。
腸が元気かどうかは腸壁バリア(Intestinal Barrier)が正常に働いているかがすべて。
腸内細菌の“多さ”ではなく腸壁の“強さ”が犬猫の健康を決定します。
2. 腸壁は犬と猫の最後の砦(バリア)。1枚破れるだけで炎症が全身へ
腸壁は
栄養だけ通す“選別フィルター”
病原体・毒素を止める“防御壁”
免疫細胞の70%が待機する“司令塔”
この3役を同時に担う、最重要器官。
もし腸壁が傷むと——食べ物・毒素・未消化物が血中に漏れ、全身炎症がスタート。これがリーキーガット。
腸が壊れる=健康の土台が崩壊する。
3. 腸壁を破壊する3大要因(犬猫共通)
① 加工炭水化物 → 血糖スパイク → 腸壁の炎症
キブル(ドライ)に多い精製炭水化物
グリセミック負荷が高いでんぷんこれらは腸壁に“糖化ストレス”を与える原因に。
② 過剰なミール類 → 酸化脂質 → 腸粘膜ダメージ
レンダリング原料・加工熱で失われたアミノ酸が腸の修復を妨げ、炎症を加速させる。
③ 腸内毒素 LPS(エンドトキシン)
ここが最重要。
LPS=グラム陰性菌の外膜にある毒素通常は腸の中にいるだけなら無害。
だが腸壁が傷むと血中へ侵入し、炎症を全身へ運ぶ“スナイパー”に変わる。
腎臓・肝臓・皮膚・関節すべてに悪影響。
4. 腸壁が弱る最大の理由は「アミノ酸不足」だった
腸壁の細胞(上皮細胞)は毎日生まれ変わります。
その材料は アミノ酸。
特に重要なのが
グルタミン(腸細胞の主燃料)
プロリン(結合組織の材料)
コラーゲンペプチド
加工フードやミール主体の食事ではこれらが圧倒的に不足します。
だから腸壁修復が追いつかずリーキーガットが慢性化する。
5. 腸壁が壊れると“免疫70%”も一緒に崩壊する
腸は免疫の本部。
IgA
樹状細胞
Treg細胞
パイエル板
犬猫の免疫システムの大半が腸壁の裏側に存在しています。
腸壁が弱る→ 異物が侵入→ 免疫が過剰反応(アレルギー)→ 慢性炎症へ広がる
皮膚トラブル・涙やけ・下痢・アレルギーの根本原因は“腸壁”です。
6. 腸活の順番は「腸壁 → タンパク質 → 発酵」の3ステップしかない
STEP 1:腸壁を炎症から守る(食事の見直し)
原材料の質
過剰な炭水化物の除去
酸化脂質ゼロ
ここが最優先。
STEP 2:高消化の動物性タンパクで修復
腸壁細胞はアミノ酸でしか作れないため消化性の高いタンパク質は必須。
KISENA:生食の高消化性
RAWZ:ミール不使用 × 低温製法でアミノ酸を守る
犬猫に最適な“腸壁の材料”を確保可能。
STEP 3:乳酸菌・発酵食材で腸内細菌の働きを最大化
発酵食材は善玉菌を“補充する”のではなく、腸内の常在菌を活性化させる役割。
特に KISENA の発酵成分は腸壁の修復が進んだ“あと”に入れることで腸内環境が劇的に整う。
**7. 炎症を抑える“犬猫の腸活ゴールデンコンビ”
|KISENA × RAWZ が腸壁に強い理由**
■ RAWZ(犬猫)
ミール不使用
高タンパクでも腎臓負担が低い“低灰分・低加工”
酸化脂質ゼロを目指す→ 腸壁を壊すリスクが低い設計
■ KISENA(犬猫)
生食で高消化アミノ酸をそのまま届ける
発酵食材で腸内常在菌を活性化
腸壁修復に必要な脂質バランス
KISENA=修復フェーズRAWZ=維持/切替フェーズという理想的な使い分けができます。
8. 食物繊維と発酵の力(犬猫共通)
可溶性食物繊維は腸内細菌が“酪酸”を作る材料。
酪酸は
腸壁の主エネルギー
炎症を抑制
タイトジャンクションを強化という超重要物質。
さらに KISENA の発酵成分は腸内常在菌を活性化し、腸の“根本的な安定”をつくる。
9. 腸壁を守れば、腎臓・肝臓・皮膚まですべてが整う
腸壁が整うと
LPSが血中に漏れない
全身の炎症が下がる
アレルギー反応が減る
腎臓のネフロンへの炎症負荷が激減
肝臓の解毒負担が減る
腸壁は全臓器の“入口の守護神”。
10. 最後に:腸壁を守れる食事だけが、愛犬・愛猫の寿命を伸ばす
腸壁は「犬猫の健康寿命のスイッチ」です。
どんなサプリよりどんな乳酸菌よりまず 腸壁の修復 が最優先。
あなたのペットの未来を変える方法はいつも“腸の入口”にあります。



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