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なぜ犬猫の食事を、人間の常識だけで考えないのか


人間にとっての「健康」が、そのまま犬猫の健康になるとは限りません。

私たちは、犬や猫を家族として暮らしています。

だからこそ、

「人間にとって良いものなら、犬猫にも良いのではないか」

と考えたくなります。

しかし、食事はそう単純ではありません。

人間と犬猫では、必要とする栄養素も、栄養の利用の仕方も異なります。

だから私たちは、

人間の健康常識を、そのまま犬猫の食事に当てはめることから始めません。



「人間にとっての常識」を、一度外して考える。

例えば、

「タンパク質は多いほど良い」

「脂質は減らした方がいい」

「炭水化物は必要」

「○○を摂ると健康に良い」

こうした考え方は、人間の栄養学では一般的かもしれません。

しかし、

その考え方は、本当に犬猫の体にもそのまま当てはまるのか。

そこを確認する必要があります。

私たちは、常識だから採用するのではありません。

犬猫の生理と栄養要求から、もう一度考えます。



「基準を満たしている」だけでは、食事の違いは見えませ

ん。

例えば、タンパク質。

AAFCOの栄養基準を満たしていれば、タンパク質20%のフードも、40%のフードも、「基準を満たしている」という意味では同じです。

しかし、

犬や猫の体にとって、本当に同じ食事でしょうか。

もちろん、違います。

タンパク質の量が違えば、食事から供給されるアミノ酸の量も変わります。

そして、タンパク質だけではありません。

脂質はどれだけ含まれているのか。

炭水化物はどれだけ含まれているのか。

どのような原材料から栄養が供給されているのか。

その結果として、一回の食事でどのような栄養が体に入るのか。

「基準を満たしている」という一つの答えだけでは、そこまで分かりません。



基準は「合格ライン」であって、「同じ食事」を意味しない。

栄養基準には重要な役割があります。

不足を防ぐための基準として、私たちもAAFCOなどの栄養基準を重視しています。

しかし、

基準を満たしたフードが、すべて同じ栄養設計になるわけではありません。

20%でも基準を満たせる。

40%でも基準を満たせる。

ならば、その違いを見る必要があります。

さらに、

そのタンパク質が何から来ているのか。

脂質や炭水化物との組み合わせはどうなっているのか。

食べたあと、消化・吸収され、体の中でどのように利用されるのか。

そこまで見なければ、「基準を満たしている」という情報だけでは、食事の全体像は分かりません。



KISENA & RAWZの考え方

私たちは、栄養基準を否定しているのではありません。

基準を満たすことは、当然の出発点です。

そのうえで、

「基準を満たしているか」から、「どのような栄養を、どのような形で、どれだけ体に届けるのか」へ。

視点を広げます。

同じ「AAFCO基準を満たしている」という言葉の中にも、食事としての設計には違いがあります。

だから私たちは、一つの数字や「基準を満たしている」という表示だけで、フードを評価しません。

基準ではなく、体に届く食事そのものを見る。

それが、KISENA & RAWZの考え方です。

 
 
 

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