なぜ犬猫の食事を、人間の常識だけで考えないのか
- activebeautylab
- 8月15日
- 読了時間: 3分

人間にとっての「健康」が、そのまま犬猫の健康になるとは限りません。
私たちは、犬や猫を家族として暮らしています。
だからこそ、
「人間にとって良いものなら、犬猫にも良いのではないか」
と考えたくなります。
しかし、食事はそう単純ではありません。
人間と犬猫では、必要とする栄養素も、栄養の利用の仕方も異なります。
だから私たちは、
人間の健康常識を、そのまま犬猫の食事に当てはめることから始めません。
「人間にとっての常識」を、一度外して考える。
例えば、
「タンパク質は多いほど良い」
「脂質は減らした方がいい」
「炭水化物は必要」
「○○を摂ると健康に良い」
こうした考え方は、人間の栄養学では一般的かもしれません。
しかし、
その考え方は、本当に犬猫の体にもそのまま当てはまるのか。
そこを確認する必要があります。
私たちは、常識だから採用するのではありません。
犬猫の生理と栄養要求から、もう一度考えます。
「基準を満たしている」だけでは、食事の違いは見えませ
ん。
例えば、タンパク質。
AAFCOの栄養基準を満たしていれば、タンパク質20%のフードも、40%のフードも、「基準を満たしている」という意味では同じです。
しかし、
犬や猫の体にとって、本当に同じ食事でしょうか。
もちろん、違います。
タンパク質の量が違えば、食事から供給されるアミノ酸の量も変わります。
そして、タンパク質だけではありません。
脂質はどれだけ含まれているのか。
炭水化物はどれだけ含まれているのか。
どのような原材料から栄養が供給されているのか。
その結果として、一回の食事でどのような栄養が体に入るのか。
「基準を満たしている」という一つの答えだけでは、そこまで分かりません。
基準は「合格ライン」であって、「同じ食事」を意味しない。
栄養基準には重要な役割があります。
不足を防ぐための基準として、私たちもAAFCOなどの栄養基準を重視しています。
しかし、
基準を満たしたフードが、すべて同じ栄養設計になるわけではありません。
20%でも基準を満たせる。
40%でも基準を満たせる。
ならば、その違いを見る必要があります。
さらに、
そのタンパク質が何から来ているのか。
脂質や炭水化物との組み合わせはどうなっているのか。
食べたあと、消化・吸収され、体の中でどのように利用されるのか。
そこまで見なければ、「基準を満たしている」という情報だけでは、食事の全体像は分かりません。
KISENA & RAWZの考え方
私たちは、栄養基準を否定しているのではありません。
基準を満たすことは、当然の出発点です。
そのうえで、
「基準を満たしているか」から、「どのような栄養を、どのような形で、どれだけ体に届けるのか」へ。
視点を広げます。
同じ「AAFCO基準を満たしている」という言葉の中にも、食事としての設計には違いがあります。
だから私たちは、一つの数字や「基準を満たしている」という表示だけで、フードを評価しません。
基準ではなく、体に届く食事そのものを見る。
それが、KISENA & RAWZの考え方です。



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